小学校では2020年より新学習指導要領の全面実施となります。今回の学習指導要領の改定では、「重要項目」として「情報活用能力の育成」と、今後の情報社会を生き抜くための「論理的思考力の育成」が挙げられています。小学校のプログラミング教育は、こういった情報活用能力(=コンピュータなどの情報機器を活用する力)や論理的思考力(=筋道をたててものごとを考える力)の育成の一環として算数や理科、総合的な学習の時間などの授業に導入されることになります。

日本では、今後10年から20年の間に約半分の仕事がAIにとってかわられる、と言われています。このような社会では、IT技術者やプログラマーが圧倒的に不足すると予想されています。このような今後の社会情勢や仕事のあり方を背景として、今プログラミング教育が注目されています。

2020年度から実施される「大学入学共通テスト」では、記述式問題の導入により、回答を選択肢の中から選ぶだけではなく、自らの力で考えをまとめたり、根拠に基づいて論述したりする思考力・判断力・表現力が必要となります。プログラミング教育は、まさにこういった力を育てるために最適な教材となりうるのです。